織り機の音が重なる午後
午後の裂き織りの作業台では、二台の織り機がそれぞれの間で音を立てています。細く裂いた布を選ぶ人、横糸を通す人、織り上がった布の端を整える人。同じ仕事の中にも、いくつもの役割があります。
一段ずつ確かめながら進める利用者さんもいれば、一定のリズムで手を動かす利用者さんもいます。早さを合わせる必要はありません。織り目を見ながら、その人が続けやすい速さを見つけます。
色の組み合わせは、見本を参考にしながら自分で選ぶことも、スタッフと一緒に決めることもできます。迷ったときは、少し離れて布全体を眺めてから次の色を決めます。
こうしてできた布は、コースターやポーチへ仕立てます。一枚ずつ表情が違うことが、裂き織りの製品らしさです。